第三回 品川区議会議員現場視察会を行いました

9月12日(火)、品川建設防災協議会の主催で、毎年ご好評をいただいている品川区議会議員の第三回建設現場視察会を行いました。
会場となる視察現場は平成28年7月より着工している、「芳水小学校第1期校舎改築その他工事」で、下記の事業者によって施工されています。

建築工事:鴻池・大明・加地建設共同企業体
電気設備工事:振興・紫光建設共同企業体
給排水設備工事:太洋・三協建設共同企業体
空調設備工事:太洋・三橋建設共同企業体

品川区議会からは、各会派から計11名の議員が出席されました。当協議会からは、中村会長、副会長3名、総務1名、防災安全3名の計8名が出席しました。

最初に現場事務所内にて、当協議会小坂総務委員長の司会により、視察会の趣旨と本日の流れの説明の後、中村会長が挨拶を行い、その後工事担当である鴻池・大明・加地建築JVの難波所長より工事概要の説明、工程説明、安全・近隣に対しての取り組みを伝えました。既に仮設校舎の建設と既存校舎の解体は終わり、新校舎新設の3ステップ目へ進んでいます。現場は地形の高低差が極めてある難工事で、土留めの施工に関しては苦労されているようでした。

工事の説明が終了すると、用意したヘルメットと軍手を各議員に貸与し、現場に向かいました。当日は杭工事と平行して敷地の奥の方から基礎工事が始まっています。難波所長は高低差がある足場を昇っていき、眼下に現場を見下ろす形で時折立ち止まり、施工状況の説明を続けていました。昨年度もそうでしたが、議員の中にはこうした建設現場に初めて入る方もおられ、とても興味深いと話されていました。

約20分の現場視察の後、出席者から質疑応答の時間を取り、近隣応対や授業の工種調整等、難波所長はそれぞれについて丁寧に答えていました。最後に議会を代表して、伊藤昌宏議長代理より「昨年度に続き今回の視察会も、私たちは建設現場に関わる方々が具体的にどのような事を行っているのか、この目で確認することが出来る良い機会となり、とても参考になった。ありがとうございます」と総評をいただきました。

最後に、当協議会の渡辺副会長より、多忙な中多数の議員の方が今回の視察会にお見えいただいたお礼と、今後の現場についても引き続き私たちは開催し、議員の方々に生の現場を実際に見ていただきたいという閉会の言葉で、現場視察会は終了しました。