活動報告

第5回 品川区議会議員現場視察会を行いました

9月12日(火)、品川建設防災協議会の主催で、毎年ご好評をいただいていた品川区議会議員の第5回建設現場視察会を行いました。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となりました。
会場となる視察現場は:品川区北品川3-10-2にある「第二戸越幹線整備工事(下流部シールド)」で、現在下記の事業者によって施工されています。
施工会社:大成・松本・鈴中建設共同企業体

品川区議会からは、各会派から計27名の議員が出席されました。当協議会からは、渡辺会長、副会長3名、総務1名、防災安全3名、会計1名、協力会員1名の計10名が出席しました。

はじめに当協議会高田委員の司会により、視察会の趣旨と本日の流れの説明の後、渡辺会長が挨拶を行いました。今回の視察会は多くの人が参加されたので、時間短縮の為2班(最初に現場説明を受けるA班、直接現場を視察するB班)に分かれて視察会を開始しました。
今回の視察内容は、立坑を地下32mまで3人乗りのエレベーターで下りシールド内(内径3.5m)を200m奥まで行き地下施設を視察頂くことであります。そして、区議会議員の方々がこの現場を初めて見ることによりインフラ整備の必要性等を実感して頂くことであります。
10時10分から現場視察を開始して終了予定時間11時30分ギリギリまで現場視察して頂きましたので、質疑応答の時間が取れない中、最後に参加議員代表として、
渡辺ゆういち議長より「今回の現場視察において、インフラ整備の必要性・建設現場の大変さ等が解りましたので今後の区政に反映させていきたい」と総評をいただきました。
また、現場視察途中、複数の議員の方から「この現場を見て勉強になった」「地下深い所での作業は大変ですね。作業員の方も大変ですね。」と言う言葉をいただきました。

最後に高田委員より、多忙な中多数の議員の方が今回の視察会にお見えいただいたお礼と、今後の現場についても引き続き私たちは開催し、議員の方々に生の現場を実際に見ていただきたいという閉会の言葉で、現場視察会は終了しました。



















品川区議会各会派と政策要望ヒアリングを行いました

令和5年7月31日(月)、8月1日(火)、8月2日(水)、品川建設防災協議会は、品川区議会各会派のヒアリングに参加しました。
これは、各会派が建設業者の団体である当防災協議会に対して、品川区議会の政策に関する要望のヒアリングを、毎年行っているものです。
当協議会からは渡辺会長を筆頭に、副会長と総務委員長、担当委員が出席し、品川区議会自民党・無所属の会、品川区議会公明党、しながわ未来(無所属・立憲・ネット)の三会派の担当者の方々とそれぞれ個別に打ち合わせをさせていただきました。
ロシアによるウクライナ侵攻が長期化している中、建設業界においては引き続き材料価格の高止まり、納期の遅れ、技術者および労務者の不足等、建設業界が抱えている問題を率直にお伝えしました。そして建設材料の高騰が現場の予算を圧迫している中、スライド条項摘要に合わせて、単品スライドや全体スライド、他の条項の適用などさらなる対策の検討を引き続きお願いし、品川区の建設行政への反映を期待するものであります。また、台風等の災害による緊急対応で発生する建築廃材や樹木木材の一時的な保管場所についての意見交換もさせていただきました。













第8回防災安全大会を開催しました

令和5年7月26日(水)、品川区役所第三庁舎講堂にて、第8回防災安全大会を開催しました。
昨年度は、開催直前に新型コロナウイルス感染拡大の影響で急遽中止となりましたので、第7回は欠番となり、第8回の開催となりました。
内容としましては品川建設防災協議会の渡辺会長の挨拶のあと、
防災協議会主催の防災安全大会ということもあり、1番目の講話に
品川区防災課 平原課長から「品川区の防災について」お話しいただきました。
2番目以降は、品川区施設整備課 小林課長「現場の安全~近年・品川区の事故事例から~」
次に、当会会員の東急建設㈱安全部 千葉顧問「 安全衛生管理のポイント 」の内容で講話をいただきました。
約1時間半の内容でしたが、来賓の平原課長の防災に関する話、および小林課長と千葉顧問の工事の安全に関する内容に、出席した会員は熱心に耳を傾けていました。











第22期定時総会が開催されました

令和5年5月17日(水)、品川建設防災協議会は第22期定時総会を、品川区立中小企業センターにおいて開催しました。
小坂副会長の開会の挨拶の後、渡辺会長は「コロナに伴う制限なしでの総会開催が4年ぶりとなり、大変嬉しく思います。本年度も様々な活動を計画しています。本総会での事業承認とスムーズな進行をお願いします」と述べ、議事が始まりました。
総務担当者、防災安全担当者より令和4年度の事業報告、会計より会計報告、そして監査より監査報告の後、同じく各担当者より令和5年度の事業計画案および予算案が提示され、満場一致で可決されました。今期は役員の改選時期にあたり、選考委員による候補者選出の結果、会長には引き続き仲岡建設株式会社 渡辺 毅氏が留任となりました。また、新たに1社が新入会員として承認されました。
そして、西村副会長より閉会の挨拶の後、令和5年度の新入会員の方から挨拶がありました。
総会の後、会場を三階の大会議室に移し、第二部の懇親会を行いました。懇親会には森澤区長、桑村副区長にお越しいただきました。冒頭で渡辺会長は「区民の安全・安心を守るため、協会として日々の活動に取り組んでいきたい」と抱負を語りました。森澤区長からは「区と協議会が連携し、災害への対応力を強化していきたい」と会員を激励していただきました。その後、渡部副会長の乾杯発声で会食となり、最後は小坂副会長の挨拶で終了となりました。

























品川区・区内三消防署合同水防訓練に参加しました

令和5年5月13日(土)、しながわ中央公園にて合同水防訓練が行われました。
昨年度に続き品川建設防災協議会も参加しました。
品川建設防災協議会は主に倒木や土砂の除去を想定し、ホイールローダーやダンプトラックを使用し、会員一丸となって除去作業を行いました。
訓練後、森澤区長から「本日の訓練で連携して活動している姿を目の当たりにして、大変心強く感じました。区民・事業所の皆さまの安全・安心を守るために、これからもご協力をお願いします」と講評をいただきました。
激甚化する風水害に対し、品川区および関係機関の方々と連携し、迅速・的確に行動できるべく、今後とも引き続き当協議会は、防災訓練活動に積極的に参加いたします。














第四日野小学校工事見学会

令和5年3月17日(金)、第四日野小学校にて初めて6年生を対象にした工事見学会を開催いたしました。午前の部は6年1組の生徒36名、午後の部は6年2組の生徒34名の合計70名の6年生が参加し2班に分かれて行いました。午前は渡辺会長、午後は小坂副会長の挨拶ではじまり、あい設計の松本氏が計画説明を行い、東急・大洋・東建設共同企業体の橋本所長が工事説明を行いました。子供たちは工事中の建物の中に入って、珍しかったのかとても興味深く楽しんでいた様子でした。ヘルメットをかぶったことも喜んでいた様子でした。約60分の工事見学会は安全対策をしてトラブルなく無事に終了しました。子供たちの笑顔がとても印象的でした。品川建設防災協議会は今後も引き続き防災活動を行いながら地域貢献に努めていきます。


















第38回品川区防災フェアに参加しました


毎年3月の第2土曜日に行われている防災フェアですが、新型コロナウィルスの影響もあり4年ぶりに令和5年3月11日(土)品川区役所・しながわ中央公園にて開催されました。
品川建設防災協議会もしながわ中央公園にブース参加いたしました。
ブースでの展示は、大規模災害の写真パネル・パソコンでの防災協議会の活動状況のスライドの展示及び品川シェルターの展示を行いました。
また、オリジナルグッズとして、当防災協議会の名前の入った付箋紙を配布いたしました。
スタンプラリーには、大勢の方が参加されており今年は1500人以上にスタンプ及びグッズの配布をおこないました。
広場では、消防車両や警察車両、自衛隊車両等の展示や、地震体験車による体験等、盛り沢山のイベント等があり、大変盛り上がっていました。


令和4年12月4日に就任された森澤区長を訪れました


2月8日(水)、品川建設防災協議会の正副会長他7名は、令和4年12月4日に就任された森澤区長へご挨拶に訪れました。
森澤区長は 4期16年にわたり健全な品川区の基盤を築いてこられた濱野区政の良いところを継承しつつ区民ニーズに合わせて品川区民のために進化、発展させていきたい。そして、毎年甚大な被害をもたらす台風などの天災に対して、防災の観点から品川区民の生活を守るために、引き続き当協議会に協力依頼のお言葉をいただきました。
また、新庁舎を含む大井町周辺の街づくりや跡地の活用そしてインフラ整備についても、長年検討を重ねてきた現行計画を滞りなく進めていきたいとのお言葉をいただきました。
品川建設防災協議会は新しく就任された森澤区長と共に、今までと変わることなく品川区政のために全力で行動してまいります。


令和5年 新年賀詞交歓会を行いました


令和5年2月3日(金)、スクエア荏原1Fイベントホールにおいて、
令和5年新年賀詞交歓会が行われました。新型コロナウィルスが流行して以来、約3年ぶりの開催となりました。
当協議会の主催により、毎年品川区長を始め関係方面の多数の方々を招待して行われています。
毎年甚大な被害をもたらす台風や温暖化の影響もあって、今後も様々な天災が引き続き予想されることから、品川建設防災協議会は品川区と共に、防災活動面で品川区民を守り抜くという固い決意を交わした新年会となりました。
また、昨年12月4日の品川区長選挙において就任されました森澤区長からは、4期16年にわたり健全な品川区の基盤を築いてこられた濱野区政の良いところを継承しつつ、区民ニーズに合わせて進化、発展をさせていきたいとのお言葉をいただきました。
本年も皆様にとって、素晴しい一年になりますようお祈りいたします。


岩手県宮古市研修会のご報告


品川建設防災協議会は岩手県宮古市へ研修会として、令和4年10月14日(金)から10月15日(土)1泊2日で、震災後の復興状況視察および宮古市役所への表敬訪問に行ってきました。会員52名の参加で、平成24年6月以来の約10年ぶりの表敬訪問となりました。正副会長および役員計9名で宮古市へ表敬訪問した際には、10年前に視察研修した時の写真を渡し、改めて今までの復興状況の確認をして喜んでいただきました。その後、宮古市役所の方に案内していただき、参加会員全員でパンフレットを見ながら防潮堤の復興状況や宮古市街の復興状況を説明していただきました。田老地区の高台移転や高さ約14.7メートルの防潮堤の築造も進んでいました。X字型の堅牢な巨大な防潮堤の上で海を見ながら丁寧に説明していただき、田老漁港の復旧・復興状況も確認しました。今回の研修会によって、津波防災は避けることのできる自然災害であることを実感させていただきました。