品川区・第二消防方面合同水防訓練に参加しました
5月14日(土)品川区と消防署・消防団による水防訓練が西大井広場公園で実施され、当協会も参加しました。
この訓練は台風やゲリラ豪雨のシーズンを前に、水防関係機関が連携し、水災害発生時の被害軽減及び実戦に即した訓練を実施することが目的とされており、品川建設防災協議会も毎年参加しております。
訓練では主に土砂崩れが発生したと想定された現場で、ホイールローダー・ダンプトラック等を駆使して、集積した土砂の撤去作業を会員一団となって行いました。
今後におきましても当協議会は、このような防災活動に積極的に参加してまいります。
第32回品川区防災フェアに参加しました
品川区の防災フェアは、東関東大震災の年である平成23年以降は毎年3月中旬の週末に行われていますが、当協議会は兼ねてより、このフェアの一部にブースを提供していただき、防災への意識の取り組みに参加しております。今年は3月12日(土)に行われました。昨年までは区役所第二庁舎の2階防災センターが主な会場でしたが、今年は同エリアがリニューアル工事され、「しながわ防災体験館」が前日の11日に開館のため、区役所正面に位置するしながわ中央公園内グラウンド上にてのブース参加です。
ブース展示の内容は、東日本大震災や新潟中越地震で被害が大きかった地域の生々しい状況を伝える写真の展示や新聞掲載記事、そして転倒防止金物や電池不要の懐中電灯など防災グッズの数々です。今年はそれに加えて日常の防災意識を怠らない「防災カルタ」も展示しました。また必要に応じて、木造住宅の耐震相談コーナーの相談も受け付けています。同ブース内では区の職員も同席され、住まいに設置すると助成金が区から支払われる「品川シェルター」について、模型と案内資料を元に来訪者に説明を行っていました。
品川建設防災協議会は、オリジナルグッズとして冷蔵庫等に貼り付けられるマグネットを用意し、来訪者に提供しました。各色が用意され、どの色にするかと子供たちも喜んでいました。防災協議会以外のブースでは、自衛隊の実際の装甲車や人員輸送車、警視庁の白バイの現物等が展示され、また消防庁からは昇降梯子車による上階からの救出訓練等も行われており、なかなか普段見ることの出来ない光景と迫力に、来場者はため息をついていました。
平成28年新年賀詞交歓会を行いました
1月25日(月)、品川区立総合区民会館「きゅりあん」の7階イベントホール会場において、平成28年新年賀詞交歓会を行いました。
毎年、品川区長を始め関係者の各方々を招待して、当防災協議会の主催によって行われています。
中村副会長の開会の辞に続き、冒頭挨拶に立った清水会長は、「昨年は日本各地で自然災害が多く発生し、我々建設業の重要性が一層増している。しかしまた一方で技術者の数は相変わらず不足したままで大変厳しい状況ではあるが、区民の皆さんのために品質と安全を確保し、会員各社で新たなまちづくりに反映していかなければならない」と話しました。
続いて、来賓である品川区長から「品川建設防災協議会の皆さんには常日頃から品川区の防災活動に尽力され、品川区としてもたいへん心強い存在となっている。また今年度も老朽化した学校や橋梁等の施設の改築・改修工事が予定されているので、引き続きご協力をお願いしたい」と話されました。
その後、区議会議長、都議会議員の皆様から御挨拶をいただき、内田副会長の「これからも右肩上がりを願って」の声で乾杯となり、宴が始まりました。
中途に、時間に間に合わなかった衆議院委員、都議会議員の方からも賑やかに盛り上がる中、御挨拶をいただき、最後に三橋副会長からの、今後の会員の発展を祈念した中締めとなり、終了となりました。
主催である防災協議会のスタッフにとって、この賀詞交歓会は御来賓が多数いらっしゃることもあり、年間イベントの中でも昨年の内から何度も打ち合わせを行い、綿密な計画で当日に望んではいるのですが、同時に、今年もいくつかの反省点はありましたので、次回に反映をしていきます。
本年も会員皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、お祈りいたします。
品川区議会議員現場視察会を行いました
9月15日(火)、まだ夏の陽気も残る中、品川建設防災協議会の主催で、品川区議会議員の建設現場視察会を行いました。
会場となる視察現場は昨年11月より着工している、「(仮称)平塚橋会館跡高齢者福祉施設および区営住宅等複合施設新築工事」で、下記の事業者によって施工されています。
*建築工事:安藤・間・仲岡・加地建設共同企業体
*電気設備工事:八千代・マスミ建設共同企業体
*給排水衛生設備工事:太洋・オオサキ建設共同企業体
*空気調和設備工事:三橋・末弘建設共同企業体
品川区議会からは、各会派から計19名の議員が出席されました。当協議会からは、清水会長、副会長4名、総務3名、防災安全1名の計9名が出席しました。
始めに現場事務所内にて渡辺副会長の司会により、清水会長挨拶の後、建築工事担当である安藤・間の吉野所長より現場関係者の紹介があり、その後約30分間に渡って、同じく吉野所長より工事概要の説明、工程説明、安全・近隣に対しての取り組みを伝えました。その後、前面モニタ映し出されたCGシミュレーションにより、鉄骨建方の順序の様子を分かりやすいように説明しました(当日は工程的には鉄骨建方が終わったほぼ直後でした)。
事務所内にて工事の説明が終了すると、用意したヘルメットと軍手を各議員に貸与し、徒歩で現場まで向かいました。現場は地上9階建てで、特養老人ホーム、シルバーセンター、そして区営住宅を主な用途としています。敷地面積は2,748㎡、延床面積は8,913㎡に至ります。タワークレーンが荷揚げを行う中、現場担当者の誘導により、視察者は入場して中途階を視察し、そして屋上階まで向かいました。吉野所長が時折立ち止まり、現場各所の説明を続けます。働いている職人さんは皆私たちを見かけると元気に挨拶します。議員の中にはこうした建設現場に初めて入る方も多数おられ、大変興味深いと話されていました。また、危険予知活動表や熱中症対策の各掲示等、熱心に見てらっしゃいました。
約30分の現場視察の後、再び現場事務所に戻り、出席者から質疑応答の時間を取り、最後に議会を代表して、渡辺裕一議員より、区議会議長代理として「今回の視察会は建設現場に関わる方々がどのような姿勢で、どのような事を行っているのか具体的に知る事が出来た良い機会となり、とても有意義であった。ありがとうございます」と総評をいただきました。
このような現場視察会は長らくのあいだ行われていなかったということですが、品川区議会に対して、実際に現場の事を肌で分かっていただく他にも、議員の方々がどのように建設現場というものを普段イメージされていたかを、逆に知ることもできた機会となり、お互い良い結果となったのではないか、と感じられた一日でした。
品川区ホームページに当協議会の崖パトロール活動記事が掲載されました
既に活動報告でお伝えしているとおり、品川建設防災協議会は、土砂災害の被害防止のため、大雨注意報や大雨警報が発令された際に、品川区職員と協力して区内の土砂災害危険個所の崖を巡回調査しております。
この度、品川区は自然斜面が残る崖6ヶ所を警戒区域に選定した関係で、改めて区職員と当協議会員とで、対象区域全箇所の視察が行われました。その活動の様子が区のホームページに掲載されております。
詳細については、品川区のホームページをご覧下さい。
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/page000026000/hpg000025901.htm
品川目黒低層住宅安全協議会 総会及び安全パトロールに参加しました
6月17日(水)当品川建設防災協議会の参加している、品川目黒低層住宅防災協議会の定期総会が行われ、当防災協議会も出席しました。
この会は、品川労働基準監督署長を顧問とし、品川・目黒区内の低層住宅建築工事の関連団体等で構成されており、低層住宅(主に木造住宅)の労働災害防止について、労働環境の整備・改善を図る活動をしています。
年間4回品川労働基準監督署職員と、各所属団体代表者とで工事現場のパトロールを行っています。当防災協議会もこの内2回パトロールに参加しています。
パトロールは、3班に分かれ木造住宅の工事現場に行き、工具の使用状況や足場の設置・使用状況を確認して画像のような報告書にまとめ、また夏場は熱中症対策等の指導等を行っています。
第一回防災安全大会を開催しました
6月15日(月)、品川区役所第三庁舎講堂にて、初回となる防災安全大会を開催しました。
渡辺副会長により開会が宣言され、その後清水会長は冒頭挨拶で、昨今は仕事量の増加もあり現場スタッフ、外注業者共に人材不足が深刻になっているが、一番大事なことは安全であり、改めて初心に立ち返って現場に携わろうと話されました。
その後、来賓である品川区施設整備課の小林課長から、過去に工事現場で起きた事故の状況と原因、合わせて事故を起こさないための対策を、舞台上のスクリーンによりいくつかの事例を用いて話をして頂きました。
続いて、同じく来賓である品川労働基準監督署の小山次長から、誰もが使用したことのある脚立について、いかに正しい使用方法を知らずに現場で使っている人間が多いかという現況を、数々の事故の例を交えて話を頂きました。
終盤では、建築会員の(株)冨士工による、自社の工事に対する安全への取り組みについて、現場での朝礼、始業点検、KY活動、社内安全パトロールなど様々な活動の説明がありました。
約一時間半の内容でしたが、参加した多数の会員は、熱心に講話に耳を傾けていました。
品川区・区内三消防署合同水防訓練に参加しました
5月23日(土)、品川区、区内三消防署、区内三消防団、品川建設防災協議会、その他町会、各ボランティア等による合同水防訓練が、まるで初夏を思わせる陽気の中、総勢400人以上の規模により西大井広場公園で行われました。
今回の訓練は、台風接近に伴い、立会川の水位が上昇して氾濫する危険性が高まり、雨水により土砂崩れ、家屋等への浸水による被害が発生したという想定で行われ、様々な水防の工法により、水防活動が行われました。
品川建設防災協議会は、土砂崩れと想定された現場で、会員がスコップを用いて土砂をホイールローダに積み込み、集積した土砂をホイールローダからダンプトラックへと積み込む作業を行いました。また倒木があったという想定で、木材を電動チェーンソーで細かく切断し、同じくダンプトラックに積み込みを行う作業を会員一団となって行いました。
異常気象が目立つ昨今、このような災害は実際にいつ起きても不思議ではありません。日頃からの防災に対する心掛けを怠らないよう、改めて会員が認識し直すことができた訓練でした。
品川区防災フェアに出展しました
品川区防災フェアが3月7日(土)、区役所で行われました。当初しながわ中央公園も会場として予定していましたが、この日はあいにくの空模様で、すべてのイベント・ブース展示を防災センター・第二駐車場で開催。気温も低く、時折強い雨が降ったにもかかわらず、多くの方が訪れ、盛況でした。
同フェアは、区内の各防災関係機関が協力して行われたもので、今回で31回目です。平成22年度までは1月に実施していましたが、東日本大震災以降は震災を風化させず教訓として、災害に備えるため3月に開催。開会式の冒頭では、東日本大震災被災者へ1分間の黙祷を行いました。
崖パトロール活動報告について
品川建設防災協議会は、土砂災害の被害防止のため、大雨注意報や大雨警報が発令された際に、区内の土砂災害危険個所(角度が30度以上で、高さが5m以上の崖)の巡回調査を、品川区職員と協力して平成26年度より行っています。